正月のゆったりした時間を味わうのも束の間、曲作りは休まない。
そして12月の暮れには、新たなコンデンサーマイクなどを注文した。
経済的な事情もあり、オーディオテクニカのエントリーユーザー向けの
マイクに留めておいたが、調整次第ではいい武器になるだろうと思っている。
昔から周辺機器に関しては、「高級素材」よりも、「これからそこに魂が宿るかどうか」を
判断基準にして、ギターにしろ、ミキサーにしろ、選び決めてきた。
だが、何を以って魂が宿ったかを分析しろと言われたら、ちょっとわからないのだが、
ほんと、所謂「感覚」というモノサシが作用するんじゃないかと思う。
こういうのは説明がしにくいが、素でそんな感じの選び方をしている。
よく俺が言われるのは、「合理的じゃない」とか「効率が悪い」といった言葉だが、
曲作りにそれを求めるのは絶対に避けたいと思っている。
何のために音楽を作っているのか、それを考えたら、俺は進んで回り道をする。
とことんドツボに嵌まる。
だいぶ説明臭くなってしまったので話題を変える。
昨日も書いたのだが、美輪明宏のあの歌が頭から離れない。
近年の音楽たちにいきなりのドロップキックを食らわせたような、そんな力があった
ような気がする。
美輪明宏の人間性について、俺はあまり知識がないので偉そうなことを書く資格は
ないのだが、スピリチュアルなんとかとか、江原なんとかとの番組をやっていた時は
正直なところ好きくなかった。
だが彼の音楽は好きだ。歌っているときの彼は好きだ。後で知ったのだが何しろ、
歌うときだけは「男」になり、必ずイッセイミヤケのスーツを着用して舞台にあがる。
ステージでの装飾は一切なし。そんなポリシーなのか設定なのかわからないが、
不言実行にて「歌とはこうあれ」「歌手とはこうあれ」を体現しているような、堂々たる
ステージだ。
そして77歳にしてあの声量・声質・表現力。
12月31日の午後10時半頃、完全に時間が止まったように感じたのは、俺だけじゃ
ないはず。
0 件のコメント:
コメントを投稿